つい先日講演会がありました。
和歌山までバイクで行ってきました。
お店は遅出で・・・。
主催は皆様御存知のコンビニエンスストアのローソンさん。
ローソンの幹部の方たちがたくさん集まって皆さんでお話を聞いて勉強しましょうみたいな講演会です。
講演会の講師の方は美容業界で有名な「BAGZY」の久保先生。
ご縁があって僕も講演を聞くことができました。
お客様の心をつかむ。
再来店していただくには。
いいお店を作るためには。
見たいな感じのお話です。
美容業界もコンビニさんも共通点がいろいろあるみたいで。
そうそう、付加価値。
コンビニで150円のお茶。
でもスーパーでは100円のお茶。
そのお茶を買っていただくには?
どう思われますか?
割引をされますか?
そうなんです。
割引をするといきつくところが見えてきます。
割引をしてしまうと商品自体の価値が下がります。
そしてもとの値段では買ってくれなくなる。
売り上げが下がる。
そして売り上げと共に人件費も削らなくてはならなくなる。
でも単価も安くなってしまったために、数をさばかなくてならなくなる。
でも数をさばくためには人手がいる。
そして効率を上げるためにみたいな券売機やらみたいのがでてきます。
これの繰り返しで最終的には人が要らなくなる。
安ければいい、みたいな考えになってしまいます。
いまレジでも無人のレジがあるみたいですよ。
じゃ150円でも買っていただけるようにするには?
このお店で買いたいと思わせないとだめですよね。
このお店のこの人から買いたいと思っていただけないとだめですよね。
当たり前のことなんですが、簡単なようですごく難しいんです。
喫茶店が二件ならんでます。
右の喫茶店はコーヒー300円。
対応も普通です。
左の喫茶店はコーヒー400円。
対応はぴかいちです。
たとえば何もいわずに禁煙席、喫煙席かを判断しお席まで御案内してくれます。
以前に飲んだコーヒーを覚えてくれています。
砂糖入りかミルク入りはもちろんのことグラスの取っ手が利き腕が右なら右、左なら左にむいてあります。
以前に読んだ雑誌や新聞も覚えててくれて、テーブルまで持ってきてくれます。
当然スタッフのかたは常に笑顔・・・。
どちらのお店でコーヒーを飲みたいですか?
もちろん左の喫茶店ですよね。
100円高くてもそこで飲みたい。
50円高くてもコンビニで。
うちのお店も一緒ですよね。
ホットペッパーを見ればいくらでも安くネイルができるのに、うちのお店に御来店いただける。
しかもお客様を御紹介していただける。
これほどうれしいことがあるでしょうか?
このことを考えると本当にお客様に対しての感謝の気持ちをもてます。
感謝の気持ちを再確認できます。
いまチーフの井上と付加価値について話し合っています。
笑顔でいるだけではだめ、仲良くなったからではだめ。
かなり難しい永遠の課題かもしれませんが、
常にうちのお店が一番と思ってきていただけるように努力し続けます。
もしとなりに超安いネイルサロンが出来ても、
皆様にずっとずっと来ていただけるネイルサロンづくりに全力を注ぎます。
余談ですが・・・。
うちのお店のゆず茶。
ゆず茶をお出しするときは取っ手が左に向いてます。
スプーンが右に向いてます。
右手でゆずをすくいやすいように。
だから取っ手が逆やと思わないようにしてください。
もちろん利き腕が左の人はその逆です・・・。
ではまた。