とうとうやりました。
誰もが一度は夢見た・・・
パイ投げ。
かなり盛り上がり
かなり笑い転げ
かなり汚れました。
そう、それは僕の親友のお店で行われました。
場所は堺市、北花田。
なぜパイ投げをすることになったかというと・・・。
毎月勉強会を行うのですが、それが今月から各サロンで行われることになり今回はその堺市のお店になりました。
そこで働く店長(僕の親友)が18日が誕生日
なので、勉強会前にサプライズバースデーパティーでもしようかと言い出したのがきっかけでいろんな案がでました。
まずサプライズやから驚かせないと意味がないし、僕がかむいじょうそんじょそこらのサプライズで終わらしたくなかったんです。
もちろん最後には涙を流させたかったのでいろいろ悩みました。
で、考えた結果・・・。
付き合いが15,6年になる親友の分析をしました。
でも、
どう考えてもあの男がなくわけがない。
と判断し、感動の涙を笑いの涙に変更しました。
それでパイ投げをしようとかんがえました。
早速パイの作り方をネットで調べて、材料を買い込んで当日が来るのをわくわくしてました。
でも問題点がひとつ、パイ投げは結構飛び散るみたいで美容室内でやるとえらいことになります。[:がく〜:]
そのお店のマネージャーにはまだ了解を得てなかったので、もしあかんてゆわれたら計画が台無しです。[:がく〜:]
事前に何回もでんわしようと考えてたのですが、あかんて言われるのが目に見えててなかなか電話ができません。
誕生日をすることは言ってたんですがまさかパイ投げなんて・・・。
電話して断られても次の案を考える力はもう僕には・・・。
しょうがない!!
強行突破や!!
ということでマネージャーに確認なしで準備をすすめ、当日。
たくさんの荷物をかかえ営業終了後のマネージャーに頼みました。
「マネージャーにあかんていわれたら今日のパーティーできないんですが、あのぅ、じつはぁ、ええっと・・・パ、パパ・・パイ投げをしようとおもってるんですがだめですか?」
「えっ?パ、パイ投げ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・、だめですかって俺があかんて言ったらパーティーできひんねやろ?まぁきいつけてしてやぁ。」
「ありがとうございます、ありがとうございます。」
なんどもお礼を言いました。
本当にありがとうございます。
ということで無理やり了解を得ることができたので早速準備にかかりました。
美智子さんと新人スタッフの吉永さんも参加しにきてたので準備を手伝ってもらいました。
僕は一1階のヘアーサロンでブルーシート張り。
美智子さんと吉永さんは2階の休憩室でパイ作り。
部屋中に甘い香りが漂います。
それと一緒にテンションもあがってきます。
お店のスタッフの人も何がはじまるかだんだん感づいてき始め、そわそわそわそわ。
お店の終礼もおわり、いよいよ誕生日会が始まりました。
まずはハッピーバースデーの歌とともにケーキ
が登場。
そのあとプレゼント
を渡し、スタッフ一人ひとりから用意しといてもらった手紙を渡してもらいました。
本人はとても喜んでた様子。
そしていよいよパイ投げが始まりました。
まず、僕からルール説明。
お店の黒ひげを持っていきました。
黒ひげのナイフに参加者の名前を書きます。
そのナイフを誕生日である親友が一本ずつ名前をあげてさしていきます。
黒ひげがとんだらそこで終了。
飛んだときにさしたナイフに書かれてる名前の人が親友にパイを投げられます。
という恐怖のパイ投げゲーム。
ざわつくサロン内。
投げられる人たち。
親友だけが投げるのはおもしろくないということでみんなで投げあいました。
つぎつぎと名前をあげながらナイフをさす親友。
このこは今年美容室にはいってきた18歳の新人さん。
入社して10年の大先輩の店長にパイ投げ・・・。
このお二人さんは他店から勉強会にこられた美容師さん。
左のかたがトップスタイリストさん、そして右の方が幹部の店長。
まさに下克上ですね。
そして最後は裸になるスタッフも・・・。
そんなこんなでとてもたのしい誕生日会が行われました。
その後はまじめに勉強会。
夜中のまでみんなでお勉強しました。
そのあと親友とご飯を食べにいきました。
ご飯を食べながら親友がスタッフからもらった手紙を読んでました。
最初はまじめに読んでた顔もだんだん笑顔になり、一枚一枚大事に読んでました。
気づけば親友の目からキラリと光るものが・・・。
ありがとう、ありがとうと言いながら涙を流してました。
いいスタッフを持った、ほんまに幸せや。
いままでで一番最高の誕生日や。
ありがとう、ありがとう。
いい友達をもった、ほんまにありがとう。
僕も目頭が熱くなり、涙が・・・。
この親友の涙をスタッフに見せてあげたい。
気づけば男二人、なか卯でないてました。
まさかこんな展開になるとは思わず、帰り道
では心がいっぱいでとても幸せでした。
無理に感動させようと最初はしてましたがそれは結局つくった感動。
こういうただ楽しくっていうみんなの気持ちが今回の感動を生んだんだと感じました。
早速このことを今回御協力をいただいたお店のスタッフさんに伝えようと思いました。
それでさらにスタッフの気持ちがひとつになり、よりいいサービスができるサロンになることは間違いないと思います。
これからもお互い良いサロン作りを目指して刺激していきたいです。
今回は本当に感動を分けてもらい、とてもとても幸せでした。
あっ!ついでに、誕生日のドサクサにまぎれて新人スタッフの吉永さんの歓迎とかもしちゃいました。
ケーキ
のメッセージがまちがってこれからがんばってくださいが、これからもになっちゃいました。
なんか勤続20周年みたいやなぁって突っ込まれてました。
すみません。
みなさんこれから吉永さんも含めTODAYをよろしくお願いします。